ポエム

冬の雑木林散歩

まるで北の国の積雪のように
枯れ葉が堆積していた。

BOKUは 娘の木野と
トイプードルのプーを連れて
その冬の雑木林の中を
足で
積った枯れ葉をけとばしながら歩いた。

ある手頃な裸木の枝に
だらんと
ぶらさがってみたら
背すじがピンと張って気持ちよかった。

ふと、 木野はむこうを向いて
プーはあっちを向いていた。

BOKUの手は
だんだんしびれてきたけれど
なぜか
じっと
ぶらさがったままでいた。

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