ポエム 冬の雑木林散歩 1991年4月9日 / まるで北の国の積雪のように枯れ葉が堆積していた。 BOKUは 娘の木野とトイプードルのプーを連れてその冬の雑木林の中を足で積った枯れ葉をけとばしながら歩いた。 ある手頃な裸木の枝にだらんとぶらさがってみたら背すじがピンと張って気持ちよかった。 ふと、 木野はむこうを向いてプーはあっちを向いていた。 BOKUの手はだんだんしびれてきたけれどなぜかじっとぶらさがったままでいた。