エッセイ 室内午後11時45分 1991年4月11日 / 本当は吉野の奥の大台ヶ原にでも言って まだ見たことのない原生林と対話した方がよっぽど明日のためになるでしょう けれども、現実は、部屋の中でしか動きのとれない美術家であります。 それにしても狭いこのアトリエによくこれだけの問題が次から次と湧いてくるのかふしぎであります。