ポエム

希望の島へ

希望の島へ
近づくために
あれこれ がまんして
今日も 死んで生きる。

希望を持った街人は
死んでいるのに 生きているとサッカクして
自分が今いる世界を否定し続ける

だから いつまでたっても
新しい世界はやってこず。
古い街で古い物として終る。

ある日
芸術を見た芸術家が
海の上を漂う一葉のボートを
希望の島とした。